新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス等の感染症対策のために 「UVCエアクリーン」を導入しました。

当院では、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス等の感染症対策のために「紫外線殺菌装置UVCエアクリーンmanager®」を導入しました。

 

紫外線殺菌装置UVCエアクリーンmanager®」とは

「UVCエアクリーンmanager®」は、UVGI(紫外線照射殺菌)技術を屋内向けに最適化した空気感染除去装置です。アメリカ・ヨーロッパで認められている紫外線の高い殺菌力で、99.99%のウイルスを除去します。

 


●UVCの高い殺菌効果の証明

紫外線は、ウイルス・細菌の核内に吸収され、DNAのコピー機能を破壊します。そのためウイルス・細菌は増殖できなくなり、死滅し、耐性菌が生まれることもありません。このUVGI技術は、米国疾病対策予防センターが発行する「医療施設における環境感染管理への勧告」のカテゴリーIIにいおいて「導入を推奨し、示唆に富む臨床研究または疫学的研究あるいは理論的根拠より支持された事項」としてUVGIの使用に関しての記載があります。UVGIは既に米国や欧州において高い殺菌効果が証明されており様々な分野で応用されています。

 

●水平ルーバー構造による安心・安全設計

今までは、殺菌灯では人体に直接紫外線が照射されるため、無人状態でしか使用できませんでした。UVCエアクリーンmanager®は、紫外線を水平方向だけに照射するためにルーバー構造を採用し、人体に直接紫外線が照射されることはありませんので、人がいる室内でも24時間使用できます。また、殺菌空間(2.1m以上)と生活空間(2.1m以下)に分かれているので、24時間安全に殺菌を行うことができます。

 

米国疾病予防センター(CDC: Centers for Disease Control and Prevetion)
米国疾病対策予防センターは、1946年に創設された米国保健福祉省所管の感染症対策の総合研究所で、WHO(世界保健機構)とともに世界の感染症に対応している専門機関です。CDCからの勧告は現存する科学的データ、理論的根拠等をもとに分類され、可能な限り科学的根拠に基づいて作成されるため、世界基準とみなされるほどの影響力を持っています。